2019年4月13日土曜日

軽井沢の別荘建築に影響を与えた3人の建築家とは?
























軽井沢の別荘の歴史は、
明治21年に、アレクサンダー・クロフト・ショーが別荘を建てたことから始まりますが、
今回は、軽井沢の別荘建築に影響を与えた3人の建築家をご紹介します。


目次

1.キリスト伝道者で実業家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ
2.旧帝国ホテル建設で来日した、近代建築の巨匠の弟子、アントニン・レーモンド
3.別荘建築の巨匠でレーモンドに師事、日本代表、吉村順三


1.キリスト伝道者で実業家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ


まず最初にご紹介するのは、軽井沢ではヴォーリズ建築として知る人ぞ知る、
『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』です。
キリスト教伝道者として明治38年に来日、軽井沢で60棟以上の別荘建築設計をを行い、
公開・非公開含め、約20棟近くが現存しています。
公開されているものは、
塩沢タリアセン内にある『睡鳩荘』、旧軽井沢にある『軽井沢ユニオンチャーチ』が有名です。

軽井沢にはヴォーリズレーンという小道があり、

9尺2間の山荘と呼ばれる『旧ヴォーリス別荘』や、『旧アームストロング別荘』などの、
非公開の建物を探しながら散策するがおススメです。
ちなみに、ヴォーリスを紹介する時は、
『メンソレータムを日本に普及させた実業家』と言ったほうが、
全国的にはピンとくるかも・・・です。


睡鳩荘(塩沢タリアセン)



ヴォーリス山荘(ヴォーリズレーン:非公開)






















2.旧帝国ホテル建設で来日した、近代建築の巨匠の弟子、アントニン・レーモンド


次にご紹介するのは、
ヴォーリスの来日から遅れること14年、大正8年に、帝国ホテル建築のため、
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトのスタッフとして来日した建築家、
『アントニン・レーモンド』。ヴォーリズ同様、軽井沢ではレーモンド建築として有名です。

最も有名なのは、観光客や結婚式の写真撮影によく使われる『聖パウロ教会』で、

他にも、塩沢タリアセン内にある『ペイネ美術館(軽井沢 夏の家)』が公開されています。
ヴォーリズ建築同様、非公開の、『軽井沢新スタジオ(旧レーモンド別荘)』、
レーモンド最後の作品である『足立別荘(樅の木の家)』などを探しながらの散策がおススメです。
(おそらく見つけられないと思いすが・・・)


軽井沢新スタジオ(非公開)




















足立別荘(愛宕:非公開)






















3.別荘建築の巨匠でレーモンドに師事、日本代表、吉村順三


最後にご紹介するのは、日本を代表する建築家『吉村順三』。
先ほど紹介したアントニン・レーモンドに師事し、別荘建築の巨匠と呼ばれています。

最も有名なのは、小さな森の家と呼ばれる、『軽井沢の山荘(吉村山荘)』で、
軽井沢特有の湿気から建物を守るために、基礎を兼ねた1階に木造の2階をのせた、
宙に浮いているかのような外観が特徴です。

軽井沢の別荘地内を散策すると、至る所に似たような形の別荘があり、

これは吉村順三設計か、それとも真似して設計した別荘なのか・・・。
そんな事を考えながら散策するのもおススメです。
旧軽井沢にある『脇田美術館』も吉村設計。是非ご覧ください。



吉村山荘




















脇田美術館




















以上、軽井沢の別荘建築に影響を与えた建築家をご紹介させて頂きました。

という事で、軽井沢情報、別荘情報を豊富にご提供していますので、
是非、土屋ホームトピア軽井沢リフォームスタジオにご相談下さい。


お問い合わせは・・・
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また、月に一度、弊社銀座ショールームで軽井沢セミナーを行っていますので、
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