築105年(当時)のこの歴史的別荘。
一年中快適に過ごせる別荘に生まれ変わる為、いよいよ解体。
こんな姿になりました。
軽井沢別荘の歴史を最も感じる既存の石積み暖炉は残し、
2階の床となっている1階の天井もそのまま残します。
古いものと新しいものを融合させる、
これぞリフォームの醍醐味です。
まずは土台と柱を残しての基礎の補強。
束石、石基礎に鉄筋を組み合わせ、
基礎幅を厚くしてコンクリートを流し込み基礎を完成させます。
まさにウルトラC難度。
建物で最も大事なベース(基礎)を完了させた後は、
柱や土台など、その他の構造躯体を補強しながら、
床を断熱し、作業し易いよう床をつくっていきます。
その後に断熱サッシを取付け、壁と天井の断熱施工。
もちろん気密施工も行います。
床の断熱をしっかりした上で、
寒冷地の軽井沢では床暖房もおすすめです。
もちろん耐震施工も行い、
建物の性能を向上させた上で、いよいよ仕上げ工程となります。
昔の別荘の雰囲気・面影も残したい・・・。
そんなオーナー様からのご要望にお応えし、完成。
次回最終回、『築105年別荘の再生~ビフォアーアフター編』です。

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