2017年3月25日土曜日

軽井沢の別荘建築(続編)

軽井沢の別荘建築を語る上で、
忘れてはならない人物がいます。
そう、『吉村順三』です。


日本を代表する建築家で、日本各地に作品がありますが、
軽井沢では『別荘建築の巨匠』と呼ばれています。


軽井沢での代表作の一つは、
吉村順三自身の別荘である、『吉村山荘』、通称『小さな森の家』です。
それがこちら、
















特徴は、
コンクリート造の基礎を兼ねた1階に、2階をのせた形状です。


これは、軽井沢特有の湿気を建物から守り、
雨の日もバーベキューができるスペースを確保するのが目的との事。
『空中別荘』とも言われ、軽井沢の建築史に残る傑作と言われています。


実は、軽井沢の別荘地を車で走っていると、
意外とこの形の別荘を見ることができます。


これも、














これも、














これも・・・














いかに軽井沢の別荘が、吉村建築に影響されて
いるかが分かると思います。
別荘地を散策しながら、
吉村順三建築風別荘を探すのも軽井沢の楽しみ方の一つ。
いかがでしょうか。






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