2017年3月17日金曜日

軽井沢の別荘建築(後編)

別荘建築(後編)は、
『ヴォーリズ建築』と『レーモンド建築』です。
どちらもこのブログで何回か紹介していますが改めて・・・。


『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』、
『アントニン・レーモンド』、


両名とも、軽井沢の別荘建築に大きな影響を与えた建築家です。
過去のブログでいくつかご紹介していますが、
今回紹介するヴォーリズ建築はこの2つです。

















上の写真が『ユニオンチャーチ』、
下の写真が『睡鳩荘』 といいます。


ユニオンチャーチは、
旧軽井沢にある教会で、TBSのテレビドラマ
『カルテット』で、もたいまさこと満島ひかりが密談していた場所です。


睡鳩荘は、
昭和6年に建築された建物ですが、
歴史的価値が高く、軽井沢別荘建築史の中でも最上質と言われており、
現在は塩沢タリアセン内に移築保存されています。


ちなみにこの睡鳩荘、移築される前は旧軽井沢の愛宕(あたご)にあり、
現在その場所には、TSUTAYA社長の別荘が建っています。


そして、レーモンド建築の代表は、聖パウロ教会と、
睡鳩荘と同じ塩沢タリアセン内にあるペイネ美術館(夏の家)ですが、
今回紹介するのは完全非公開のこの2つ

















上が、『レーモンド別荘(軽井沢新スタジオ)』
下が、『足立別荘(もみの木の家)』といいます。


レーモンド別荘は、昭和37年築のレーモンド自身の別荘兼アトリエで、
足立別荘は、昭和41年築の、レーモンド最後の作品です。


現在はほぼ使われていないと思われますが、
リフォーム屋としては、一年中快適に使える別荘にリフォームしてみたいものです。
所有者の方是非・・・。





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