『ヴォーリズ建築』と『レーモンド建築』です。
どちらもこのブログで何回か紹介していますが改めて・・・。
『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』、
『アントニン・レーモンド』、
両名とも、軽井沢の別荘建築に大きな影響を与えた建築家です。
過去のブログでいくつかご紹介していますが、
今回紹介するヴォーリズ建築はこの2つです。
上の写真が『ユニオンチャーチ』、
下の写真が『睡鳩荘』 といいます。
ユニオンチャーチは、
旧軽井沢にある教会で、TBSのテレビドラマ
『カルテット』で、もたいまさこと満島ひかりが密談していた場所です。
睡鳩荘は、
昭和6年に建築された建物ですが、
歴史的価値が高く、軽井沢別荘建築史の中でも最上質と言われており、
現在は塩沢タリアセン内に移築保存されています。
ちなみにこの睡鳩荘、移築される前は旧軽井沢の愛宕(あたご)にあり、
現在その場所には、TSUTAYA社長の別荘が建っています。
そして、レーモンド建築の代表は、聖パウロ教会と、
睡鳩荘と同じ塩沢タリアセン内にあるペイネ美術館(夏の家)ですが、
今回紹介するのは完全非公開のこの2つ
上が、『レーモンド別荘(軽井沢新スタジオ)』
下が、『足立別荘(もみの木の家)』といいます。
レーモンド別荘は、昭和37年築のレーモンド自身の別荘兼アトリエで、
足立別荘は、昭和41年築の、レーモンド最後の作品です。
現在はほぼ使われていないと思われますが、
リフォーム屋としては、一年中快適に使える別荘にリフォームしてみたいものです。
所有者の方是非・・・。

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