2016年3月10日木曜日

メキシコ教会めぐり

軽井沢と言えば、やはり別荘。

その別荘の歴史を辿っていくと宣教師に繋がります。
その為、軽井沢には『聖パウロ教会』、『ショー記念礼拝堂』、『石の教会』などなど・・・。
歴史的な教会、素敵な教会がたくさんあります。

という事で、メキシコでも色々な教会を見てきました。

まずは、フェリックス・キャンデラ設計の2つの教会です。
上の写真は、『ミラグローサ教会』。
下の写真は、『サンタモニカ教会』といいます。
























この『フェリックス・キャンデラ』は、メキシコの構造家・建築家です。
スペイン生まれですが、メキシコに亡命しており、
作品のほとんどがメキシコにあるとの事。

2つの教会は、『HPシェル構造』でつくられており、
この構造によって、流れるような曲線や曲面を作り出す事ができるそうです。
それが彼の作品の特徴・・・。
見て下さい。梁や柱がありません。
何故かって?
『応力を、構造体の面内のみに存在させ、力を均等に配分させる』構造だからだそうです。

さて次の教会は、
『サグラダファミリア教会』。
あの有名な・・・。といいたいところですが、
ここはスペインではなくメキシコ。
朝の散歩で同じ名前の教会を発見しました。
外観と内部はこんな感じです。


朝の礼拝を行っており、
残念ながらじっくり見学することができませんでしたが、
とても素敵な教会でした。

そして最後にご紹介する教会は、
世界遺産『メキシコシティ歴史地区』にある『カテドラル大聖堂』。
当然と言えば当然ですが、別格です。






これは、アステカ王国滅亡後のスペインによる植民地時代に、
アステカ人の神殿を破壊して、キリスト教布教の拠点として作り変えられた大聖堂です。

なんとここでは、
この大聖堂の下に埋もれているアステカ帝国時代の地盤を見ることができ、
メキシコの歴史を物凄く感じられる場所になっています。

話しは変わり、私の軽井沢での仕事のテーマは、『軽井沢と首都圏と繋ぐ』。です。
今回メキシコでは、この大聖堂含め、3つの世界遺産を見てきましたが、
実は私、
『世界遺産世田谷倶楽部』
『世界遺産信州軽井沢倶楽部』

というものに入会しております。
世界の文化の多様性を理解し、交流を深めることを目的に活動している会ですが、
この会も、東京と軽井沢の繋がりを重んじており、とても共感できる会です。
今回の経験は、この会での交流、親睦にきっと役立つことでしょう。
そして我々の仕事にも・・・。

『世界遺産倶楽部』。ご興味のある方はご一報下さい。
軽井沢と首都圏を繋げさせていただきます。


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