2016年3月6日日曜日

メキシコ建築界の巨匠

海外シリーズまだまだ続きますよ・・・。

LAに上陸する前は、メキシコに3日間滞在していました。
実はこの海外研修のメインは『メキシコ』。
メキシコを代表する建築家で、近代建築の巨匠、
『ルイス・バラガン・モルフィン』。
彼の設計した建築物、作品の視察が、今回の研修のメインイベントです。

バラガンの作品はとにかく色鮮やか。
バラガンを語ってしまうと長くなってしまいますので、ここでは省略。
こんな感じの作品たちです。























上の写真は、『サンクリストバルの厩舎』。
乗馬愛好家の為に計画した、メキシコシティ郊外の高級住宅地にある厩舎・庭園・噴水です。
下の写真は、『サテライトタワー』。
メキシコシティのハイウェイ中央分離帯にそびえ立つ巨大なモニュメントです。

その他、
世界遺産登録されている『バラガン邸』、
黄色のステンドグラスと光を上手く取り入れた『トゥラルパンの礼拝堂』などなど
感動の連続でした。
残念ながら、内部の写真撮影NGでしたので写真はありませんが・・・。
という事で、バラガン邸の外観だけ・・・。















外観だけだと、これが世界遺産だとはとても思えません。
でも中は凄いんです。
このバラガン、色使いは鮮やかですが、それ以外の部分はシンプル。
白い壁とマツの木を使って内装をデザインしています。
しかも、節のある地元のマツを使う事にこだわっていたとの事。

軽井沢の昔の別荘は、地元のカラマツを使って建てられており、
この話を聞いて親近感が湧いてきました。

今回のバラガン建築の視察を通じて学んだ事は、
『本物を見ることの大切さ』。
事前に書籍から学んでいた事と、実際に見るとでは大違い。本物を実感しました。
これからも、好奇心を持って色々な良いものに触れていきたいと思います。


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