別荘のリフォームを中心に、ここ軽井沢でお仕事をさせて頂いておりますが、
今回は、明治時代に宣教師が建てた、旧軽井沢の愛宕にある築年数100年以上の別荘を、
北海道断熱で1年中快適に過ごせる別荘にした事例をご紹介します。
リノベーションする前の写真ですが、旧軽井沢の何とも言えない雰囲気の中にある別荘で、
弁柄色の板壁と石積みの暖炉があり、まさに軽井沢初期の歴史的別荘です。
夏の避暑地として栄えた軽井沢の別荘、冬に過ごす前提で建てられていません。
その別荘に断熱フルリノベーションを施し、一年中快適に使えるようにしました。
老朽化が激しかった為、これぞまさに、
『軽井沢の伝統と、私どもが得意とする北海道断熱技術の融合』がテーマの、
歴史的別荘の再生という一大事業です。
一年中快適に過ごせる別荘に生まれ変わらせるためには、
使える構造躯体を残して、大々的に解体する必要があります。
全て壊すのではなく、
既存の石積み暖炉は残し、2階の床となっている天井もそのまま残します。
古いものと新しいものを融合させる、これがリフォームの醍醐味です。
これだけの古い別荘ですので、まずは何といっても基礎の補強から行います。
今回は、既存の石の基礎に鉄筋を差し込み、コンクリートを流し込んで基礎をつくりました。
その後、柱や土台などの構造躯体を補強しながら断熱サッシを取付け、
床・壁・天井の断熱施工を行います。もちろん気密施工と耐震施工も行います。
床の断熱をしっかり施工した上で、寒冷地の軽井沢では床暖房もおすすめです。
このように、建物の性能を向上させてから仕上げていくのがポイントです。
昔の別荘の雰囲気・面影も残したい・・・。
そんなオーナー様からのご要望にお応えして、歴史的別荘が生まれ変わりました。まずは外観です。
ビフォアー
アフター
雰囲気を残す為、建物の形は変えず外壁に杉板を張り、色を栗皮茶(くりかわちゃ)色にしました。
次はリビングです。
ビフォアー
アフター
内部も、雰囲気を残す為杉板を縦張りしました。
床はウォールナット色のフローリングで、天井は既存のままです。
そして、石積みの暖炉が存在感を発揮しています。
暗かった寝室は・・・
ビフォアー
アフター
天井にパイン材を使用し、庭が眺められる明るい部屋になりました。
そして、オーナー様拘りの浴室は・・・
ビフォアー
アフター
十和田石(とわだいし)と檜の板を使った極上の浴室に仕上がりました。
歴史的別荘の再生いかがだったでしょうか。
他にも見どころは沢山ございます。実際にこの別荘にご案内することも可能ですので、
別荘の再生にご興味を持たれた方は、軽井沢リフォームスタジオまでご連絡下さい。
お問い合わせは・・・
http://www.hometopia.jp/karuizawa/contact.php?category=4
また、月に一度、弊社銀座ショールームで軽井沢セミナーを行っていますので、
別荘に関するあらゆるご相談も承ります。
軽井沢セミナー in 銀座にご興味のある方は・・・
https://www.hometopia.jp/event/
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