2016年8月6日土曜日

ヴォーリズ建築

『ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』
明治時代、軽井沢でたくさんの建築物を残した、
キリスト教伝道者&実業家&建築家です。

軽井沢ユニオンチャーチ、睡鳩荘などなど、
ヴォーリズが設計した建物は数多く公開されていますが、
非公開の建物を探すのも、軽井沢の楽しみ方のひとつです。


下の写真は、アームストロング別荘














そしてこれが、ヴォーリズ別荘



どちらもヴォーリズが設計した建物で、
旧軽井沢にヴォーリズレーンという小道があり、
その道を歩いて散策すると、見つけることができます。

軽井沢別荘の歴史は、明治時代に宣教師が
夏に避暑地として過ごしていたことが始まりですが、
ヴォーリズ建築をはじめ、この時代の建物は、


 ①石積みの暖炉と土管煙突 
 ②押し縁下見板張りの壁 
 ③ベンガラ調の色


この3つを有しているのが特徴です。

ではこの建物はどうでしょう?



上の3つの条件を満たしていますが、
残念ながら、ヴォーリズの設計ではありません。

ただこれも、明治時代にイギリス人宣教師が建てた歴史的な別荘です。
実はこの別荘、
現在の所有者から依頼を受けてリフォームさせていただきました。

『夏仕様の別荘を冬も快適に暮らせるように』
というオーナー様の願いを実現すべく・・・


そしてリフォーム後の写真がこちら。














石積みの暖炉と土管煙突を活かして見事に再生しました!
この別荘リフォーム事例をもっと詳しく見たい方は下記をクリック!


http://www.hometopia.jp/gallery/


土屋ホームトピアホームページのデザインギャラリーに、
『105年目の再生~軽井沢の伝統と北海道の技術の融合』
というタイトルで事例が載ってます。
ぜひご覧ください。


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